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中学生の就職活動

日本では義務教育期間の人を通常労働に用いてはならないという避止義務があり、学校の進級制度が年齢主義に基づく例が多いので義務教育の終了と中学校の卒業が同時である例が多いため、一般的には中学校卒業時が就職活動の最初の機会となる。

終戦時からオイルショックまで、新規就業者の中で中卒者は大きなウエイトを占めた。
安価な製品を大量生産していた高度成長期には、安価な労賃で長期間働き技術を習得してくれる中卒者は、企業にとって「金の卵」と呼ばれる貴重な戦力だった。
送り出す地方でも、生計が苦しく高等学校などの上級学校に進学させる余裕がない世帯が多かったため、子供が都会の企業に就職することで経済的にも確実に自立することを期待して、都市部の企業に積極的に就職させようとする考えがあった。
こうした状況に、中学校も企業の求人を生徒に斡旋して集団就職させていた。
1953年には、借り切った列車に中学校を卒業して企業に就職する少年少女たち(「金の卵と呼ばれた」)を乗せ、都会に向けて走る「集団就職列車」が青森県で初めて走った。
就職列車は1974年まで東北地方を中心に走り続け、高度成長期の春を象徴する風物詩となった。

しかし、オイルショック以降、経済の低迷などから企業が大量採用を見合わせるようになった。
また、高校進学率が95%を超え、新規就業者の高学歴化が進む現在では、新規就業者に占める中卒者の割合は非常に低く、就職活動は厳しい状況にある。